080-6783-7111  平日9:00~18:00
CONTACT

特定技能の受け入れ費用はいくら?建設分野の総額シミュレーション【1人あたり】

特定技能の受け入れ費用はいくら?建設分野の総額シミュレーション【1人あたり】

特定技能の受け入れ費用はいくら?建設分野の総額シミュレーション【1人あたり】

「特定技能で外国人を雇いたいが、結局いくらかかるのか」――受け入れを検討する社長が最初に知りたいのはここでしょう。

結論から言うと、建設分野で1人受け入れる場合の目安は、初期費用が20〜80万円程度、月々のランニングが2〜4万円程度(給与とは別)です。

幅があるのは、採用ルートと支援の委託方法で大きく変わるためです。

この記事では内訳と、コストを抑える3つの方法を解説します。

受け入れ手順の全体像は、先に別記事「特定技能で外国人を雇う手順」をご覧ください。

費用の全体像 ― 初期費用とランニング

区分 項目 目安
初期 人材紹介料(人材会社経由の場合) 20〜60万円程度/人(採用ルートによりゼロも可)
初期 JAC入会金・年会費(団体経由か直接かで異なる) 数万円〜(加入方法により変動)
初期 在留資格申請・受入計画申請の行政書士報酬 在留資格認定・変更10万円〜(当事務所)+受入計画のサポート費用
初期 渡航費・住居の初期費用(海外から呼ぶ場合) 10〜30万円程度
月々 JAC受入負担金 月1〜2万円程度/人(採用ルートで異なる・改定あり)
月々 登録支援機関への支援委託費(委託する場合) 月2〜3万円程度/人
月々 給与 同等の技能を持つ日本人と同等以上(月給制が必須)

 

ざっくり言えば、初年度は「給与+50〜150万円」、2年目以降は「給与+月3万円前後」というイメージです。

見落としがちな費用・ルール

  • ①更新費用:在留期間更新(1年ごと等)の申請費用が定期的に発生します。
  • ②CCUS関連:CCUSの事業者登録・技能者登録が前提です(登録費用は別記事参照)。
  • ③金銭以外:一時帰国の休暇付与や、住居確保の協力など、お金以外の負担もあります。
  • ④本人負担は不可:受け入れ費用を本人の給与から天引きしたり、本人に負担させることは認められていません。ここを誤ると受入計画の認定取消しにつながります。

コストを抑える3つの方法

  • ①採用ルートの工夫:最大の変動費は人材紹介料です。技能実習からの移行(自社の実習生を特定技能に切り替える)や、社員の紹介・直接応募なら紹介料はかかりません。
  • ②支援の内製化:支援委託費(月2〜3万円)は、支援体制を整えて自社支援に切り替えれば不要になります。2人目・3人目からの内製化が現実的です。
  • ③助成と同時受け入れ:JACや自治体の助成・支援策が使える場合があります。また複数人を同時に受け入れると、申請・支援の1人あたりコストは下がります。

よくある質問(FAQ)

  • Q1.技能実習より高くつきますか? ― A.技能実習には監理団体への監理費(月3〜5万円程度が相場)がかかっているため、トータルでは大差ない、むしろ特定技能のほうが安くなるケースもあります。即戦力性を考えると費用対効果は高い制度です。
  • Q2.費用を抑えるため支援なしで雇えますか? ― A.1号特定技能外国人への支援は法律上の義務であり、省略できません。自社支援に切り替えることでコストを下げるのが正攻法です。
  • Q3.2号になれば費用は変わりますか? ― A.特定技能2号になると支援義務がなくなり、在留期間更新の負担も軽くなります。長期育成の視点では2号への移行が費用面でも有利です。

まとめ ― 総額を見える化してから決める

特定技能の費用は「どこから採用するか」「支援をどうするか」で大きく変わります。

当事務所では、貴社の採用ルートを前提にした1人あたり総額シミュレーションを無料相談で作成しています。

建設業許可・CCUS・在留申請までワンストップで対応できる建設業出身の事務所として、数字で判断できる材料をお出しします。

▶ 費用シミュレーションの無料相談はこちら(https://zippy-g.com/inquiry)/受け入れ手順は関連記事へ

(2026年7月20日時点の情報です。JACの負担金等は最新の公表額をご確認ください。)

著者:煙山光宏(ジッピー行政書士事務所 代表/申請取次行政書士)。

重機土工の建設会社を17年経営した経験を持つ行政書士。

さいたま市大宮区。