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特定技能で外国人を雇う手順を建設会社向けに解説|JAC加入から在留資格申請まで

特定技能

特定技能で外国人を雇う手順を建設会社向けに解説|JAC加入から在留資格申請まで

「若手を募集しても応募がゼロ。外国人材を考えたいが、何から始めればいいか分からない」――人手不足に悩む建設会社の社長から、最近いちばん多いご相談です。

建設業で特定技能外国人を雇う場合、他の産業にはない建設分野だけの追加手続き(JACへの加入と、受入計画の認定)があります。

ここを知らずに進めると、内定を出したのに何ヶ月も働き始められない事態になりがちです。

この記事では、建設会社を17年経営した申請取次行政書士が、受け入れまでの流れを7つのステップで解説します。

特定技能とは ― 現場作業を任せられる在留資格

特定技能は、人手不足分野で外国人が現場業務に就くための在留資格です。

技術・人文知識・国際業務(いわゆる技人国)では現場作業をさせられませんが、特定技能なら可能です。

建設分野では土木・建築・ライフライン等の区分があり、多くの職種がカバーされています。

受け入れまでの7ステップ

STEP やること ポイント
1 対象職種の確認 自社の仕事が特定技能の対象区分に入るか確認。ほとんどの土木・建築工事は対象
2 人材の確保 ①技能実習2号を修了した人材(試験免除)②特定技能試験の合格者。人材会社・監理団体経由が一般的
3 雇用契約の締結 日本人と同等以上の報酬・月給制が必須。契約書は母国語併記が望ましい
4 JACへの加入 建設分野だけの義務。建設技能人材機構(JAC)に直接または建設業者団体経由で加入し、受入負担金を納める
5 建設特定技能受入計画の認定申請 国土交通省に受入計画を申請し認定を受ける。建設業許可とCCUS事業者登録が前提条件
6 在留資格の申請 海外から呼ぶ場合は在留資格認定証明書交付申請、国内の技能実習生等は変更申請。当事務所(申請取次)が代行
7 就労開始とその後 本人のCCUS技能者登録、受入報告、支援計画の実施(自社支援または登録支援機関へ委託)

 

建設分野ならではの注意点3つ

  • ①建設業許可とCCUSが前提:受入計画の認定には、建設業許可とCCUS(建設キャリアアップシステム)の事業者登録が前提です。特定技能外国人本人のCCUS技能者登録も必要になります。当事務所は許可・CCUS・在留申請をまとめて対応できます。
  • ②受入人数の上限:特定技能外国人の数は、受け入れ企業の常勤職員数を超えられません。小規模な会社は受入人数の設計に注意が必要です。
  • ③時間がかかる:在留資格の申請だけでなく、JAC加入→受入計画認定→在留申請という順番があるため、内定から就労開始まで数ヶ月かかります。採用計画は工期から逆算して早めに動くのが鉄則です。

費用の全体像(詳細は別記事で)

JACの受入負担金、(支援を委託する場合の)登録支援機関への委託費、在留申請の報酬など、月々のランニングと初期費用がかかります。

金額の詳細シミュレーションは別記事「特定技能の受け入れ費用はいくら?」で解説予定です。

よくある質問(FAQ)

  • Q1.内定から働き始めるまでどのくらいかかりますか? ― A.国内にいる技能実習修了者で2〜4ヶ月程度、海外から呼ぶ場合はさらに長くなるのが目安です。JAC加入や受入計画認定の準備を並行で進めることで短縮できます。
  • Q2.技能実習と特定技能はどう違うのですか? ― A.技能実習は「技能移転」目的の制度で作業範囲や転籍に制約が大きいのに対し、特定技能は「人手不足対応」の就労資格で、即戦力として現場に配置できます。技能実習に代わる育成就労制度への移行も見据え、これから採用するなら特定技能を軸に考えるのが実務的です。
  • Q3.支援は自社でできますか? ― A.住居確保・生活オリエンテーション・相談対応など10項目の支援体制を組めれば自社支援も可能ですが、初めての受け入れでは登録支援機関への委託が現実的です。委託先選びもお手伝いします。

まとめ ― 建設の特定技能は「段取り8割」

特定技能の受け入れは、書類の難しさより「JAC・受入計画・CCUS・在留申請」という段取りの多さが本質です。

現場と同じで、段取りさえ組めれば確実に進みます。

当事務所は、建設業許可・CCUS・在留申請をワンストップで扱う、建設業出身の申請取次行政書士事務所です。

「うちの職種で受け入れられるか」の確認だけでもどうぞ。初回相談60分無料です。

▶ 特定技能・外国人雇用の無料相談はこちら(https://zippy-g.com/inquiry)

(2026年7月20日時点の情報です。制度の詳細は国土交通省・出入国在留管理庁の最新情報をご確認ください。)

著者:煙山光宏(ジッピー行政書士事務所 代表/申請取次行政書士)。

重機土工の建設会社を17年経営した経験を持つ行政書士。

さいたま市大宮区。