煙山 光宏
父が土木工事会社の社長のときに、私は父の会社で経理・総務の仕事をしていました。土木工事の会社なのに私は現場を知りませんでした。
ある時、会社の就業規則を新しく作り直すことになり、私が責任者となりました。
社会保険労務士の先生にご指導していただきながら完成させたときに、先生に「よく勉強されて頑張りました。ここまでしっかりした就業規則ができれば、セミプロと言っても良いくらいです。」と言っていただきました。
- 1970年3月1日生まれ(東京都新宿区出身)
- 1988年3月 埼玉栄高等学校保健体育課 卒業(機械体操部)
- 1994年5月 Southeast Missouri State University Mass Communication学科 卒業
- 1997年6月 フソウ開発工業株式会社 勤務
- 2009年6月 フソウ開発工業株式会社 代表取締役就任
- 2018年6月 埼玉県行政書士登録
それまで仕事をしていても何も達成感がなく、毎日退屈で仕事にやりがいも感じていませんでしたが、初めて仕事で褒められとても嬉しかったのが忘れられません。
その頃、社会保険労務士の試験勉強チャレンジしてみましたが3回連続で不合格となり受験を諦めてしまいました。
「自分は仕事で何をしたいのか?どうなりたいのか?」と自問自答を繰り返し、業務の幅が広いことと、今の建設業許可をはじめとした許認可の仕事も行政書士の仕事であったことで、行政書士試験にチャレンジすることになりました。
「直接、人のためになる仕事をして、達成感を得られるようになりたい。」それが行政書士を目指したきっかけでした。
その後2009年に土木工事会社を継いで2代目経営者となっても気持ちは変わりませんでした。
1回目と2回目の受験では通信教育で勉強をしていましたが、範囲が広すぎてどうやって学習したらいいのか分からず講座も未消化状態で、とりあえず受験しただけで不合格でした。
3回目と4回目の受験では、週末に都内まで電車通学し学習を続けましたが、不合格でした。さすがに「もうやめようかな」とも思いましたが、ここでやめたら自分のやりたい仕事は一生できないし、そんなのは絶対にイヤでした。
確実に理解はできているし、学習方法も間違っていないことが確認できたので、5回目は「もうこれが最後」と決め受験しました。
2017年の試験でようやく合格することができました。「ほっとした」というのが率直な感想です。社会保険労務士試験では3回不合格となり受験を諦めましたが、行政書士試験を5回も連続して受け続けられたのは、家族が応援してくれていたことと「意地」でした。
でも「正しく学習を続けて、諦めなければ合格できる!」ことが身をもって証明することができました。
私の長所はコツコツ続けることができることです。一発で試験に合格した方々よりも遠回りしてますが、失敗経験が多い分、自分の経験をお話ししたりアドバイスすることができると思ってます。
翌年2018年に行政書士登録・開業し、土木工事会社の社長とともに現在に至ります。
建設会社を営む中小企業や個人事業主の方々が、本業の現場施工に集中できるよう、建設業を理解している行政書士が書類作成の力になります。
保有資格
- 行政書士
- 東京入国管理局届出 申請取次行政書士
- 年金アドバイザー3級
- 建設業経理事務士2級
- 車両系 建設機械
- 玉掛け
- 小型移動式クレーン、など